肩こりでお困りの方へ
- boso-riharoomlumin
- 2025年11月19日
- 読了時間: 3分
■ 1. はじめに
日本人の約6~7割が感じるといわれる「肩こり」。
首・肩が重い
頭まで痛くなる
動かすとつらい
デスクワークで悪化する
といった症状に悩む方は非常に多いです。
しかし近年の研究では、肩こりの多くは筋肉の使い方・姿勢・感覚のズレ が原因であり、施術によって改善が期待できることが分かっています。
■ 2. 肩こりはなぜ起きる?
肩こりの主な原因は次の3つです。
① 筋肉の緊張が続く(筋疲労)
特に負担がかかりやすいのは・肩周辺の筋肉が固まると、
血流が低下 → 疲労物質がたまる → 痛みが出るという負のループが発生します。
② 姿勢の崩れ(ストレートネック・猫背)
スマホ・デスクワークが長いと、頭が前に出る姿勢になり、
頭の重さ(約4~6kg)が首に“2〜3倍”の負担としてのしかかります。
その結果、
首まわりの筋の過緊張
肩の位置が前に入り呼吸が浅くなる
神経の過敏化
などが起こり、肩こりが慢性化します。
③ 自律神経の影響(交感神経優位)
ストレスが増えると交感神経が高まり、筋肉がリラックスしにくくなります。
→ とくに肩・首の筋肉はストレスの影響を受けやすい。
■ 3. 肩こりの施術は何をするのか?
肩こり改善に有効とされる科学的アプローチは、大きく3つです。
◆ ① 姿勢改善(姿勢再教育)
● 何をするのか?
・頭の位置を整える・胸郭(肋骨・胸椎)の柔軟性を高める・肩甲骨の位置を改善する
● なぜ効く?
肩こりの自然改善率は「姿勢」の改善によって最も高まると報告されています。
● エビデンス
・ストレートネックは肩こりの強さと強い相関がある(Yip et al., Manual Therapy, 2008)・胸椎の可動性UPは肩こり改善に有効(Kocur et al., Clinical Rehabilitation, 2019)
◆ ② 膜組織の調整(過緊張の解除+弱い筋の強化)
● 何をするのか?
✔ 首の深い筋肉(深層頸筋)の活性化
✔ 肩周囲筋の過緊張を抑える
✔ 膜組織(筋膜等)の調整をする
● なぜ効く?
肩こりは「硬い部分を揉めば良くなる」という単純な問題ではありません。
弱くなった筋がサボる → 他の筋が過労 → 肩こりという代償パターンが存在します。
● エビデンス
・深層頸筋トレーニングは肩こりの痛みを有意に改善(Falla et al., Spine, 2007)
・肩甲帯の筋力強化は慢性肩こり患者の疼痛減少に有効(Andersen et al., J Occup Environ Med, 2010)
◆ ③ 自律神経アプローチ
● 何をするのか?
・横隔膜の呼吸トレーニング
・胸郭の可動性改善
● なぜ効く?
ストレスや緊張により交感神経が優位になると、首〜肩に力が入りやすくなります。
呼吸の改善は自律神経に直接影響し肩こりの痛みを和らげる効果があります。
● エビデンス
・横隔膜呼吸は肩こりの筋緊張を有意に低下(Ma et al., Pain Research Management, 2017)
■ 4. まとめ
肩こりの改善には
① 姿勢改善
② 筋のバランス調整
③ 自律神経の安定
の3つが最も効果的です。
症状が慢性的な場合は“姿勢や動きのクセを見た上での施術”が
もっとも改善率が高くなります。
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