脳梗塞・脳出血後遺症にお悩みの方へ
- boso-riharoomlumin
- 2025年11月18日
- 読了時間: 3分
〜脳が“自分で動きを取り戻していく力”を引き出すために〜
脳梗塞・脳卒中後の施術は、筋力を鍛えたり、
運動そのものをかなり意識して行うものではありません。
脳そのものが新しい動き方を再びつくり出していく
「回復のプロセス」を支えることが最も重要だと考えています。
当施設では、以下のポイントを大切にしたリハビリを行っています。
① 多様な感覚を取り戻すことが回復の第一歩
脳は、手足の触覚・重さ・姿勢の変化など、
さまざまな身体の情報を手がかりに動きを作っています。
そのため当施設では、
足底にしっかり体重が乗る感覚
関節がスムーズに動く感覚
手を伸ばした時の重さ・方向の感覚など、
身体に正確な感覚入力が戻ることを重視しています。
これにより、脳が「正しい動きのイメージ」を作り直しやすくなります。
② 環境を少し変えることで“動きの工夫”が生まれる
人間の脳は、同じ練習の繰り返しだけではうまく変化しません。
少しだけ難しさを変えたり、状況を変えたりすることで、
脳が自分で最適な動きを探し始めます。
例:
立ち上がりの高さを変える
歩く速さを調整する
物の大きさや重さを変える
こうした環境のわずかな変化が、動作の改善につながります。
ですので状態に合わせて徐々に難易度の高いものに挑戦していきます。
③ 小さな“ゆらぎ”が新しい動きを引き出す
施術中の少しのグラつきや、動作の不安定さは決して悪いものではありません。
脳が「どう動けば良いか」を考え、
**新しい動きをつくるきっかけ(揺らぎ)**になります。
当施設では安全を確保した上で、必要な範囲でこの“ゆらぎ”を活用し、
より自然で安定した動きを引き出します。
繰り返し何度も反復して行うことで脳が勝手に動きを作り出すようになってきます。
④ 良い動きを繰り返すことで、脳に定着していく
一度うまくできた動きは、
繰り返すことで脳に「安定した動き」として記憶されていきます。
ただし、同じ動きをただ回数だけこなすのではなく、
ペースを変える
姿勢を整えながら行う
違う場面でも試すといった“質の高い反復”が必要です。
私たちは、その人に最適な成功体験を積み重ねることで
日常生活へつながる動作の再獲得をサポートします。
⑤ 代わりの動き(代償)は早期に整えることが重要
脳梗塞・脳出血後遺症になると、動かしやすい部分を使って“クセ”のような
代償動作とよばれるものが生まれやすくなります。
そのまま続けると、本来の正しい動きが取り戻しにくくなるため、早めの改善が必要です。
当施設では、代償動作を見極めながら、本来の機能を引き出す施術を行います。
私が大切にしていること
脳梗塞・脳出血後遺症の施術は、
「脳」と「体」と「環境」が協力し合いながら、
新しい動きを自分の力で再びつくり出していく過程です。
その自然な回復力を最大限に引き出し、
毎日の生活が少しでも楽になるようサポートいたします。
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