首・肩の痛みでお困りの方へ
- boso-riharoomlumin
- 2025年11月19日
- 読了時間: 3分
🔸1. 首・肩の痛みはなぜ起こるのか?
首や肩の痛みは、多くの場合
・筋肉の緊張
・関節の可動性低下
・神経の圧迫
・姿勢の崩れ
が複合して起こります。
● 解剖学的ポイント
首(頸椎)には7つの骨と多数の小さな関節があり、細かく動ける反面、
とても負担を受けやすい構造です。
肩(肩甲帯)は 肩甲骨・鎖骨・上腕骨の3つが連動して動く
「全身でもっとも複雑な関節」。
姿勢が崩れると神経が圧迫されやすくなることや
筋活動のバランスが崩れ、痛みが出やすくなります。
🔸2. 生理学的に痛みが悪化する理由
● 筋肉の血流が低下すると痛み物質が蓄積
長時間の同じ姿勢(PC作業など)で筋肉が固まると、
**痛み物質(ブラジキニン・ヒスタミンなど)**が溜まり、
「ズーンと重い痛み」や「こり感」を感じます。
● ストレスで痛みを強く感じやすくなる
自律神経の乱れ(交感神経優位)が続くと、筋肉が“戦闘モード”で緊張し痛みが悪化。
エビデンス
ストレスや不安は頸部痛の予後を悪化させることが多数報告(Mayo Clinic Proceedings, 2015 / J Orthop Sports Phys Ther, 2017)
🔸3. どんな施術で改善するのか?
ここからは、当施設でも行う「科学的根拠のあるアプローチ」を紹介します。
【A】筋膜などの膜組織をゆるめる
● トリガーポイントリリース
“硬くなった膜組織”を調整し、血流を回復させます。
エビデンス
トリガーポイントへの徒手療法は頸部痛の改善に効果
(Journal of Manipulative Physiological Therapeutics, 2017)
● 肩甲骨・鎖骨まわりのモビライゼーション
肩は「肩甲骨の動き」が8割をつくると言われます。
固まった肩甲骨を動かすことで、首への負担も軽くなります。
【B】姿勢を整えるための再学習
● 深部頸筋トレーニング(Deep Cervical Flexor Training)
猫背・スマホ首の改善に最もエビデンスの高いトレーニング。
エビデンス
深部頸筋の再トレーニングは慢性頸部痛に有効(Manual Therapy, 2016)
● 肩甲骨の安定化トレーニング(前鋸筋・僧帽筋下部)
肩の動きをスムーズにし、首にかかる負担を減らします。
【C】神経の動きを改善する
“神経モビライゼーション”
首の痛みの多くは、実は「神経の滑りの悪さ」も関係します。
● 手・腕のしびれがある方に有効
腕神経叢(brachial plexus)のスライドを改善し、神経の“引っかかり”を減らす施術です。
エビデンス
神経モビライゼーションは頸部痛・関連痛の改善に有効
(J Back Musculoskelet Rehabil, 2017)
【D】呼吸に対する施術
胸が固くなると肩が上がり、首に負担が強くなります。
● 横隔膜・肋骨の動きを改善
呼吸が浅い → 肩をすくめるクセ → 首肩の痛みという悪循環を断ち切ります。
エビデンス
呼吸訓練は頸肩部の疼痛軽減に寄与(Pain Physician Journal, 2019)
【E】自律神経を整えるアプローチ
ストレスで痛みが悪化しやすい人には、
神経科学的アプローチ(身体感覚の調整)を用います。
● 軽い関節のゆさぶり
● 触覚刺激
● 眼球運動 など
身体の「安全感」が回復すると、筋肉は自然にゆるみます。
🔸4. 当施設で大切にしていること
① 痛みの原因を“体全体”から見つける
首が痛くても原因は・肩甲骨・骨盤・呼吸などにあることが多いため、全身評価を徹底。
② 神経 × 姿勢 × 筋バランスを総合的に整える
痛みの戻りを防ぐことを重視します。
③ 自宅での再発予防までサポート
簡単にできるホームエクササイズを提供します。
🔸5. まとめ
首や肩の痛みは、「凝っているから痛い」のではなく
膜組織のバランス、関節の柔軟性、神経の動き、姿勢、自律神経が
複雑に関わって起こります。
だからこそ、科学的根拠に基づいた施術で
身体の使い方・姿勢・神経の動きを整えることが、
最も効果的な改善方法だと考えています。
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